和箪笥に着物

猫がいる仕事場の二階には、からっぽの古い和箪笥があった。

これに、自分の着物を入れることにした。

キャンベルが観音開きをあけて、中に入って遊ぶので
きりで穴をあけて釘を差し込めるように
細工してから

着物、帯、帯締め、その他、小物を全部収めた。

これで、これからちょこちょこ着られそうだ。
そうして、着慣れて着物に馴染んで、街に溶け込みたい。



ダンボール箱の湯たんぽを抱え込むアンディ。